もふふがうつを克服した話3 ~ごめんなさいをありがとうに変える~
こんにちは、もふふです。
シリーズ、わたくしもふふがうつを克服して元気になった話の3話です。
だいぶ間があいてしまいました~~😓
前回はTwitterでオフ会に出向いた話をかる~くしました。
自分が所属する集団は、複数あった方がいいよ、という話。
うつだった当時は「高校」や「大学」しかなくて、そこでダメだから全部ダメでした。オフ会でTwitterの人たちと関わるようになって、学校以外のコミュニティができ、そこでやっと楽しいことができるようになった。そんな感じです。自分の楽しい居場所が必ずしも学校である必要なし。
***
はてさて。
わたしってどうやって変わってきたんだっけ?と自分を見つめなおして、最初に浮かんだこと。
それは、「ごめんなさい」を「ありがとう」に変えたこと。
恋人ができてかなり最初に言われて気付かされたことです。
本来素直にお礼を言えばいい場面で、「ごめんなさい」としか言えない自分。
遊びに行った先で、飲み物を買ってもらったわたし。
激しく落ち込む。
諭される。
申訳なさに半泣きになりながら、かすれ声で「ありがとう」と発する。
現在のわたしからしてもわけわかんないんですが、ありがとうが言えませんでした。
他人が自分に何かしてくれたとき、わたしは「わたしなんかのためにこんなことさせてしまってごめんなさい」と思ってしまうのです。
自尊心とか自信のなさが原因かな~と思います。自分には誰かに何かをしてもらう価値がない、と本当にそう思っていました。自分なんて死ねばいいのに。毎日そう思っていた時期でしたから。
実際「ごめんなさい」には憑りつかれていたところがあって、他人に迷惑をかけてしまったときはもちろん、学校に行けなかったりして家族に後ろめたい気持ちになったりすると、頭の中が「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」でいっぱいになってパニックになってしまうことが多々ありました。興奮状態になって気づいたら自傷行為をしていた。とか。
だから、「ありがとう」って言うんだよ、と言われたときは衝撃で、自分はお礼も言えない人間だったんだ、とそこでも激しく落ち込みました。
でもお礼を言いたい気持ちはちゃんとあったので、「ごめんなさい」の気持ちばかりで「ありがとう」と思えなくてもがんばって声に出すようにしました。最初のうちは思考パターンはなかなか直らなかったし、「またごめんなさいって言ってるよ」と指摘されることもたくさんありましたが、形だけでも「ありがとう」を言えるようにがんばりました。
なんですかね、言霊ってあるんですかね、徐々に感謝できるようになり、1年くらいしたら自然と素直に「ありがとう」と思えるようになってきました。長かったなあ。
そして元気になった現在、友人が同じように「ごめんなさい」と言っていることに気付いたりもします。その時は「ありがとうだよ」とわたしも声をかけます。心も健やかであるに越したことないですからね。
感謝の気持ちを忘れずに、なんてよく言われますが、忘れちゃってるんですよ。うつのときって。しかたないんです。忘れてしまった感謝の気持ち、たぶんあった方が人生楽になります。飲み物買ってあげたのに「ごめんなさい」と言われてもうれしい人なかなかレアです。「ありがとう」と言ってもらえるのがいちばんスマート。
「ごめんなさい」に憑りつかれてしまっている人は、まずは形からでも「ありがとう」に変えてみるといいかもしれません。
些細なことも積み重ねれば、少しずつ元気になってくるものです。
気付いたら前より少し、生きやすくなっているかもしれません。
今日もむりせず、ゆるりといきましょ。
#今日もがんばらない
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