もふふの養生記録@うつを克服した話

すこやかに生きたいひつじ。こころもからだも元気になりたい人を応援。高校生でうつ→生活習慣を変えて病院に行かずに克服。中医学の養生実践中。山に登ります。もふふがうつを克服した話連載中!

もふふがうつを克服した話4 ~たくさん歩く~

こんにちは、もふふです。

 

もふふがうつを克服して元気になったシリーズ第4弾です。

 

mofhealth.hatenablog.com

前回はこちらでした。

なんでもかんでも「自分が悪い」とこじつけてしまう考え方のくせを直していこう、という精神面のお話でしたね。

 

今回はがっつりフィジカルのお話です。

心身一如。思い返してみれば、わたしが元気になり始めたいちばんの要因はこれだったのかもしれません。

ズバリ、「たくさん歩く」ようになったこと!!!

 

田舎者は歩かない

わたしの出身は茨城県の片田舎。これだけでお察しのことと思いますが、田舎は車社会なので基本的に歩いたりしません。コンビニだろうがスーパーだろうが買い物に行くのも車。病院に行くのも車。通勤も車。なんなら駅まで車で送り迎えなんかもしちゃいます。

当時実家暮らしだったわたしは当然、日常的に歩くことは全くありませんでした。

せいぜい、家から駅までの5分と、駅から大学までの5分。(たまたま家から駅が近かったのでめぐまれていました。)

今では信じられない話ですが、わたしは歩くのがほんとに無理だったんで、わざわざ駅から近い大学を選びました。改札出て目の前に大学がある~~最高~~って。

 

休日は当然ひきこもっていたので、1日100歩も歩いていたかすらあやしい

起きる→布団でだらだらする→てきとーにあるものを食べる→録画した深夜アニメを見る→PCでネットサーフィンする→布団に戻る→寝る……

そんな生活を1年余り送っていたわけですが、う~んこれじゃあ元気になりようがない。。。

 

ラーメンを食べに行く

恋人ができた当時わたしはバイトすらしてない引きこもり貧乏学生だったので、お金のかかるデートのようなものはなかなかできませんでした。

何をしていたかというと、散歩です。

散歩はすごいぞ。タダだぞ。

とは言っても、1日100歩も歩いていなかった人間が急に散歩なんてできるわけがないので、はじめは目的地を設定してそこまで歩く、ということをしました。

その目的地というのが、、

ラーメン屋さん

ええ、ラーメン好きです。だっておいしいから。

池袋界隈をよくうろついていたので、これはラーメン開拓しないわけがないですよね!?池袋は言わずと知れたラーメン激戦区ですから。

ということで、おいしいラーメンを食べるため、駅から歩きます。

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むり!!!!!!!

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アクセス:駅から徒歩10分←むり!!!

そんなに歩けない。歩けるわけがない。でも歩かなきゃラーメン食べれない。つらい。

駅から10分ってたぶん近いほうだと思うんですけど、当時のわたしには途方もない距離に感じました。歩くのも遅かったし、必要な筋肉がないのでペンギン歩きだったし。

もうむり~~~とごねるわたしを引きずってでも歩かせる恋人。

特に夏場は暑さにも耐えられずわたしは半ギレ状態で歩かされ歩きました。

週2~3回、ラーメンを食べるためにひたすら街を歩くわたしたち。(食べ過ぎ)

当時153cm42kg筋肉なしのガリガリだったわたしですが、半年もしたらすこーし足に筋肉がつき、ラーメンのおかげか体重も増えてきました。

 

山手線散歩

半強制的に連れまわされ歩かされ鍛えられ、少しずつ歩くことに慣れてきたころ、休日は1日かけて散歩をするようになりました。

よく歩くのでちょっと高いしっかりしたスニーカーを買ったのを覚えています。

いちばん歩いたのは、山手線の池袋~上野間を1日かけてふらふらしたときかな。

池袋でラーメン食べて、大塚で和菓子屋さんに寄り、巣鴨の地蔵通りを歩き、駒込でコーヒーを飲み、田端でバタバタし、西日暮里、日暮里、鶯谷、上野。

当然くたくたになりました。

1日1万歩以上歩くようになったと思います。

商店街めぐりなんかもよくしていて、和菓子屋さんとかお総菜屋さんとかでつまみ食いをしながらのお散歩。おいしい楽しい。

 

そんな感じで毎週末たくさん歩くようになりました。

このお散歩があったから、現在の山登りにつながっているのだよなぁ。

 

つらいときでもできたのは犬の散歩

こうして休日に恋人と一緒にたくさん歩くようになったわたしですが、やっぱり自力で外に出ることはなかなかできませんでした。

調子が悪くて大学に行かなかった日は1日家の中に引きこもっていましたし、そうなるとたいていの場合数日間は外に出られません。

何も考えたくなくて、1日のほとんどをねむって過ごし、起きている時間は死にたい気持ちにとらわれてずっと泣いていました。かろうじて菓子パンなんかをかじるくらいで食事もまともにせず、お風呂にも入りません。

ずっと寝たきりでいるのが身体にも心にも悪いことはわかっていました。

だから、がんばって、夕方の犬の散歩にだけは行くようにしました。

嫌でした。

外に出るのは嫌なんです。髪を整えたり、顔を洗ったり、服を着替えたりするのも嫌でした。散歩に出かけて知り合いにばったり会ってしまったらどうしよう。人に会うのも嫌でした。

でも、散歩は行かなくちゃいけないんですよね。犬にとってとても大事な習慣です。これができなかったら飼い主失格ですもん。

飼い犬のことは好きだったので、楽しそうに散歩する犬を見ているのは気分がいいものでした。写真を撮って家族に送ったりしました。

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そんなわんこも、先日急にお空に旅立ってしまったのでさみしいです。

ポメーッ…

 

***

 

うつを治すには歩くより走ったほうがいいのですが、当時のわたしに「走れ!!!」と言ってもやっぱり無理だったはずです。自発的に走れるんだったらうつじゃないよヽ(`Д´#)ノと言われそう。

ほんの5分でもいいので、元気がないときにも外に出て歩いてみるといいですよね。言うが易し行うが難しなのは重々承知していますが、それでも身体は動かそうと言い張ります。

外に出るのが難しかったら、首や肩を回したりストレッチをしてみたり。足踏みとかもいいですよね。部屋でひっそり踏み台昇降とか。身体の血行を良くするために、少しでも動けたらとってもよい!

 

秋もだんだんと深まりつつあるようです。

日照時間も少なくなり、気温も下がりはじめ、気分が落ち込んでくる季節。

つらくなる前に、歩いたり走ったり、脳の血行を促進させて、気持ちを安定させていきたいです。

わたしは季節の変わり目で体調を崩しかけているので気をつけたいところ。去年はそのまま心まで引っ張られてうつが復活してしまったので。。

みなさまもご自愛くださいね。

#今日もがんばらない

 

つぎはこちら↓

mofhealth.hatenablog.com

 

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