【薬膳】風邪に効く!?手羽先の薬膳スープ【レシピ】
春。気温差。
ひきました、風邪。
気温が前日比で10℃も変わったり、昼間あたたかかったのに夜冷たい風に吹かれて凍えたり、そんな春の厳しさに負けました。むりです。
わたしと風邪は鼻から……。鼻水が急に止まらなくなり、加えて痰と喉の炎症、微熱&頭痛がやってきます。
風邪薬を飲んで症状を抑えつつ、自分の症状に効きそうな食材(と食べたい食材)を選んで薬膳を作ることにしました。
手羽先の薬膳スープ
中医学においては食事こそ薬。
風邪に効きそうな食材を片っ端から突っ込んで、薬膳スープにしちゃいました。
なおこのメニューは素人判断ですので、その効果は保証いたしません。ご了承下さい。
ちなみに筆者はお椀一杯分食べたところですが、身体がぽかぽか温まって少し汗をかいています!
材料と効能
22cmの両手鍋1杯分
※具だくさんになります。飲むスープというより食べるスープです。ご使用の鍋に合わせて調節してください。
〇水……約1.2L
〇鶏がらスープの素(YOUKIの無化調のもの)……大さじ2
〇生姜……1かけ(ペットボトルキャップ2個分くらい)
[辛味・温性]
体を温め熱を追い出す発散作用がある。細菌やウイルスを撃退する殺菌・抗菌作用がある。咳や痰を止める。
〇にんにく……生姜と同じくらい
[辛味・温性]
身体を温める。血行を促進する。精力をつける
免疫力を高めて風邪を撃退する。
〇ねぎ……1本
[辛味・温性]
解熱・鎮痛・鎮静作用があり、発熱や頭痛を改善し、発汗を促す風邪の特効薬。
〇しいたけ……6個
[甘味・平性]
免疫力を高めて風邪を予防する。疲労を回復する。
〇しめじ ……1パック
[甘味・平性]
免疫力を高めて風邪を予防する。
〇えのきたけ……1パック
[甘味・涼性]
気や血の不足を補う。虚弱体質を改善する。
〇れんこん……1パック
[甘味・平性]
咳や痰を止める。気を補い滋養強壮する。血行を促進し瘀血をとる。
〇鶏の手羽先……9本
[甘味・温性]
気や精の不足を補う。食欲を出す。
〇なつめ……4個
[甘味・温性]
滋養強壮する。消化吸収を良くする。鎮静作用がある。精神を安定させる。
〇クコ……6~7個
[甘味・平性]
咳を止める。強壮する。
〇松の実……6~7個
[甘味・微温性]
咳を止める。抗炎症作用がある。鎮痛効果がある。血行を促進する。
〇甘草……2枚
[甘味・平性]
咳を止める。炎症を抑える。
作り方
①ねぎは皮をむいて3,4cmくらいのざく切り、生姜とにんにくは薄くスライスし、鍋に入れずに分けておく。その他の野菜は食べやすい大きさに切り鍋に入れる。
②フライパンに油をひいて、手羽先を皮面から焼く。両面に焼き色がついたら鍋に移す。(中まで火を通す必要はない) ※テフロンの場合は油は不要。
③手羽先を焼いたフライパンに香味野菜(生姜、にんにく、ねぎ)を入れて、弱火で香りが出るまで炒める。※絶対に焦がさない!
④ねぎに焼き色が付き、香味野菜の香りが立ってきたら、フライパンの中のものを全て鍋に移す。※油が気になる方は、煮込んでスープに香りが移ってからアクと一緒にすくって取る。
⑤なつめ、クコ、松の実などを鍋に入れる。鶏がらスープの素と水を加えて煮る。
・清湯スープにする場合は、蓋をせず弱火で30分~1時間。
・白湯スープにする場合は、蓋をして吹きこぼれない程度の中火で15~20分一気に煮込む。
⑥最後に塩で味を整える。鶏の臭みが気になる方は、胡椒をふる。完成。
※是非、塩を入れる前にスープを飲んでみて下さい!鶏のうまみが染み出してとてもおいしいです!
かなり薄味に仕上がっていると思います。
お好みで醤油や花椒などで味を整えても良いかと。
この薬膳スープを食べてゆっくり休みます。
週明けまでに元気になりたい〜!
皆様もご自愛ください。
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